原爆投下後の子どもたち「広島の追憶」の編集と装幀
広島・原爆で生き残った小学生のドラマ
編集とデザインを担当させて頂きました。これが終戦から12年も経った広島の現実なのか…と驚きです。
子どもたちを取り巻く背景や、被爆した親や先生との関係性がリアルに描かれており戦後、広島で暮らした著者の世界観を窺い知ることができました。
希望ある明るいイメージを、という著書の意向もあり、少女漫画風のイラストを挿絵として使用しています。
また、小学校高学年でも読めるよう、文字は若干大きめで優しい表現を用いています。
図書館にも置いてほしい一冊です。
新聞の書評にも取り上げられました。
『神戸新聞』(2023年12月16日 朝刊)の書評に取り上げられました。
<世界中の子どもたちが核兵器のない平和な地球で幸せに暮らすことができますように>。
最後に、著者のあとがきにある熱いメッセージで締めくくっています。
また、地元・広島の『中國新聞』(2024年2月4日)にも掲載されました。
https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=139195
私は14章「レモンの木とアメリカからの手紙」にある
「由美子は、『きょうは何かをしよう』と朝一つ決めることにした」という一文を、しんどい時に思い出したりするようになりました。
戦後に生きた少年少女に限らず、現代を生きる人にも「生きる、そして学ぶ気力」を与えてくれますよ。
【梓 加依(あずさ かい)プロフィール】
【児童文学・子どもの生活文化研究家】1944年 長崎県生まれ。小学校から高校まで広島市内に在住。
公共図書館司書、大学非常勤講師、家庭裁判所調停委員などの仕事を経て、現在は、物語を書く会『梓の木の会』主催。
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大阪のフリーデザイナー、Yamauchiです。
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