店内のあらゆるPOPを手がける「POPライター」の腕には目を見張るものがあります!
まさに〝手書き〟の元祖といえますし、昭和チックなどこか懐かしい雰囲気を今も残しつつあるのも良いですね。
客層が悪い、ヤンキーが多い。。といったドン・キのイメージは今や昔。。お客さんの層も高齢化しつつあるようです。
また、店舗によってカラーが全く違うのも特徴。
しかし「POPライター」たちが、現場からの依頼書(ラフ)をもとに
下書き・構図を考え、制作に取り組む工程は同じでしょう。
〝POPはお客様へのラブレター〟。 とある現役POPライターが発言していました。
お店のPOP作りに悩まれる方、ぜひ参考にして下さい!
初期の頃は、ドンキ文字を習得するための特別研修があったとか。
先輩方の技を盗んで鍛錬していくわけですが、とある1年目のPOPライターは
「婚姻届もPOP文字にしそうになった」とか…。少し、話を盛ってますね 笑。
多くのPOPライターさんはポスカのサインペンを使用しています。
よく使う色は定番・黒のほか、意外なのは白。よく見ると白抜きPOPは多いです。
図工の工作的な「切り抜き」もよく見られる手法です!
基本は「商品名は黒・値段は赤」というのが決まり。
それ以外は構図など何をやっても自由というわけで、POPライターさんの技量が問われます。
ポスカの極細サインペンを上手に使いこなしています。
「リーズナブルながらもこんなにコスパいいんです!」と一面で訴えています。
酒屋のワイン全てこのPOPが付いていれば…。店員さんに質問したいことは何もなくなります。
フライパン、タオル、ルームウェア…。なんてことない日用品に遊び心を加え、
楽しく買い物してもらうのがドンキPOPの目的です。POP一枚で売り上げが大きく変わることも。
パッケージデザインと同化しているのが楽しい。
赤文字(料金)のテカリ!これはドンキPOPでよく見られる手法で多く使われています。
ラミネート加工すると一層映えます!
キャラクター・ドンペン(ペンギン)は過去の膨大な資料のもとに、独自のアレンジを加えているようです。
料金のテカリに加えて、よく使われるのが文字のカゲ。
「おうち時間の正装」にもカゲがあるので立体的に。
グラデーションが活きてます!薄い色から塗り、念入りに乾かしてから塗り重ねるという技。
乾かすという工程の間、違うパーツ作りに取り掛かります。
最後に飾り線やカゲ・テカリを入れて完成です。黒ふちが文字を一気に引き締めます。
薄い発泡スチロール的なもので切り抜きされていた「COACHBAG」の文字。材質も〝手を変え品を変え〟です。
そして、文字の黒ふちはドンキPOPの命です。
若い女性を意識したキラキラ系の空間!透明アクリルのようなもので花を散らしています。
地味に「エアポンプ」です。「いざという時意外とない」。
ドンキ文字に似た、フリーフォント見つけました。
魂のこもった手書きにはかないませんが、楽しいPOP作れそうです。
・FZゴンタかな(こちらは商用可です)
・GN-キルゴUかな
【関連ブログです】
最近読んだ、面白いインタビュー本です!
絶賛発売中だそうです。
カベポスター、金属バット、コウテイ、Dr.ハインリッヒ、マユリカ。
大阪で暮らす芸人のリアルがわかります。
🌷🌷 このブログの主です。🌷🌷🌷
大阪のフリーデザイナー、Yamauchiです。
専属デザイナーをお探しの方、お気軽にご相談くださいませ。↓↓↓↓↓
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freefonto (木曜日, 24 3月 2022 22:24)
とても良い記事を共有していただきありがとうございます。 私はよく<a href="https://freefonto.com">無料のフォント freefonto</a>をオンラインでダウンロードして、とてもよく使っています。
yama (金曜日, 25 3月 2022 11:57)
Freefontさん、ありがとうございます。
フォントサイト見ましたよ!見やすいサイトですね。良い作品作ってください!
松山杏 (木曜日, 18 8月 2022 16:55)
個性爆発
yama (木曜日, 18 8月 2022 20:54)
松山杏さん、短いフレーズ頂きましたが、コメントありがとうございます。